2024年11月9日〜11日|沖縄ゼミ研修

今年度、3年生のゼミ研修は、学生たちの希望を聞いて、2泊3日で沖縄に行ってきました。期間中、本土にいると忘れがちな、沖縄戦や在沖米軍基地問題を考えます。
初日は13時、全員時間厳守でひめゆり平和祈念資料館に集合しました。昨日の雨はあがり、気温も湿度もどんどんあがってきます。

ひめゆり平和祈念資料館にて。学生たちは2時間ちかく展示を見ていました。予想もしなかったその熱心さに驚いたものです。

平和祈念公園・平和の礎、資料館をまわって

2日目は、Z世代による平和学習、という謳い文句の株式会社さびらに、プログラムとアテンドを依頼しました。基地の街に育った野添さんの案内で嘉手納周辺をまわり、沖縄の基地の現状を視察しました。最後は、「海鮮ばってん」で振り返り学習を行い、その後、美味しい沖縄料理を食べて解散しました。

本研修旅行は、関西学院大学総合政策学部・学生地域貢献等活動助成事業の助成を受けて実施しました。

2日目の集合場所は道の駅かでな。ここから嘉手納基地がよく見えます。資料館もあり、本土ではあまり聞くことのない基地問題の現状を学べます。この日は週末でしたので戦闘機による爆音はありません。

基地のフェンスのすぐ内側は「黙認耕作地」、元地主たちが畑をつくっています。

基地のゲート。我々が入れないところ。

ゲートのそばの街は、米兵のための、英語表記の店がならびます。

沖縄市戦後文化展示館ヒストリートを見学後、A&Wで昼食。米軍関係者が多く暮らす砂辺地区に移動。生活者の視点から日米地位協定を考えます。

基地跡地を利用した美浜のアメリカンビレッジは、現在、県民、観光客、米兵が集まってくる観光スポット。その成り立ちを野添さん((株)さびら)が説明します。

夕食前に「海鮮ばってん」で野添さんによる振り返り学習。海鮮ばってんの夕食は、沖縄郷土料理や寿司、最高に美味しかったです。祝嶺さん、お世話になりました。